ブログ

2024/07/03

【授業】実地指導講師宮川先生

【授業】実地指導講師宮川先生

本日は、初等社会科教育(b)。

 

15回中2回分を実地指導の先生に担当してもらっています。本日は宮川先生(附属桃山小学校)にお話をいただきました。

 

宮川先生は、全国社会科教育学会編『優れた社会科授業づくりハンドブック』明治図書の一部も執筆されている先生です。

 

子どもの学びの実態を伝えることにいつも苦戦しているのですが、宮川先生は自身が受け持った1人の子どもの社会科的成長を深く具体的に説明。「個が成長するとは、どういうことか?」「子どもが生きる授業とは?」「学びがつながるとはどういうことか?」「(食糧生産の授業で)子どもは何をどうやってい調べていたか?」など当方も子どもの姿から学びました。私が教えている授業の類型以外の型も示してくださることで、初等社会科教育全体の学びが深まったと思います。

 

宮川先生ありがとうございました!

2024/07/02

【学会】日本公民教育学会での科研成果の発表

【学会】日本公民教育学会での発表

週末は、日本公民教育学会@愛知教育大学への参加・発表。

 

「社会参加を体系的に評価するための調査枠組みの提案ー高校生へのアンケート設計過程から示唆されたことー」というテーマで発表しました。

 

この発表は、「学校市民性教育メカニズムに関する実証研究ー高校生の社会参加の実態に注目してー(研究代表者:川口広美)」という科研の成果に基づいて行いました。

 

社会参加を体系的に評価する枠組み開発までのプロセスをお示ししました。少しマニアックな発表になりましたが、無事発表を終えられてよかったです。当日の皆さんの反応からいくつか宿題をいただいた気がします。また科研の先生方と話したいと思います。

 

共同発表してくださった先生、司会者の先生、質問・聞きに来てくださった先生、学会関係者の皆さんに感謝するばかりです。

2024/06/29

【ゼミ】メタヒストリー学習の課題の立論

【ゼミ】メタヒストリー学習の課題

 

本日は、ゼミ。

 

4回生の長谷川さんによる発表が行われました。

 

メタヒストリーの授業3つをレビューし、その課題を立論してくれました。

 

3回生からは「カリキュラム論として考える必要はないか」「長谷川さんが課題だという指摘は、本当に課題と言えるのか」「歴史を学ぶ意味は、それで良いのか」「小学校でメタ・ヒストリー学習を行う意味は」という趣旨が詰まった鋭い指摘も。

 

私もうまく長谷川さんへ加勢・応戦することができず勉強不足を感じました。ただ、ここまで議論が盛り上がったのも長谷川さんの明快な発表によるものだと思います。長谷川さん、引き続き問題意識の明確化を進めていきましょう。

 

2024/06/26

【お花】新緑の季節にぴったりの

【お花】新緑の季節にぴったりの

 

研究室のお花を変えました。

 

今回は、お花ではなく木(槙)にしました。

 

今回もゼミ生の今井さんが行ってくれました。私のような素人には分かりませんが、緑1つ1つが持つ躍動感を感じ、気合が入ります。さすが今井さんです。ありがとうございました。

2024/06/25

【科研】 ICCSによるシティズンシップの評価枠組みとは

【科研】 IEAのICCSのシティズンシップ評価枠組み

 

今年度から若手研究をいただき、以下の研究を進めています。

 

グローバル化時代の市民性教育の評価内容とその根拠に関する研究-ICCSに学ぶ-

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-24K16678/

 

現在ICCS本部を含めた海外の方とのやり取りの最中。初めての経験で色々と壁に当たるところが多く、各種先生方にアドバイスをいただいているところでございます。

 

ICCSが構想してきたCitizenship Frameworkにはいろんな魅力が詰まっています。この魅力について、理論的な背景とセットでお伝えできればと思います(批判的視点も忘れないようにしますが)。まずは9月の調査に向け、頑張りたいところです。