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2025/12/11
【ご恵送】植原督詞先生(お茶の水女子大学)より
植原督詞先生にご恵送いただきました。
植原先生は、以下の執筆をされております。
植原督詞(2025)「諸外国の人々の歴史への意味づけを分析し、主観的で動的な「解釈」としての歴史を捉える」星瑞希・渡部竜也編著『現代につなぐ歴史授業デザイン』明治図書、pp.154-161.
植原先生の提案の授業のMQは「鄭和は、何族の英雄か?」現代かつ各国の人々が抱く歴史の意味づけを分析することで、歴史と現代を結ぶ授業の提案をされています。植原先生のミュンヘンアナロジーの授業もそうですが、現代の人の歴史への意味づけを扱うのは、様々な方面でのレリバンスを高められそうです。
他の論考はまだ斜め読みしかできていませんが、現代と過去を繋げるのも様々なパターンがありそうです。また過去と現在を短絡的に結びつける危険性を暗示する論考もあり、興味深いと思いました。また時間をとってしっかりと勉強させていただきます。
植原先生、ありがとうございました。
2025/12/05
【出張】神戸大学の田中伸先生の研究室へ
本日は、田中伸先生(前岐阜大学、現神戸大学)の新しい研究室へ。
田中先生は学部時代の指導教員であり、いつも丁寧に相談に乗ってくださいます。
今回も研究を含めた相談事のために神戸大学を訪問。懐かしくもあり、楽しくもあり、温かくもある雰囲気に酔いしれながら色々な相談ができました。刺激をいただきましたので、アクセルをふかして研究と教育と趣味ができそうです。
相変わらずおしゃれな研究室で私も(現在休止中の)研究室のリフォームを進めなければと思いました。
田中先生、ありがとうございました。京都でもお待ちしております。
2025/11/29
【出張】日本シティズンシップ教育学会@玉川大学
今週2度目の東京へ。
本日は日本シティズンシップ教育学会第6回大会に。
「市民として必要な知識をいかに設定するかーIEA(国際到達度評価学会)のICCS(国際市民性・市民性教育調査)に学ぶー」というテーマで発表してきました。
「市民としての普遍的な知識はあるのか?」が質疑の中心に。「市民としての必要な知識」として正当化していく際の枠組みを提案できた気がします。
が、ICCSの「市民的知識」には謎が多く困ったものです。もう少し研究して詳しく説明できるようになりたいと思います。
同日の学会では理事として承認いただきました。貢献できるよう頑張りたいと思います。
2025/11/26
【出張】大垣市立江並中学校へ安田実践の観察
本日は、岐阜県大垣市へ出張。
岐阜県中学校社会科研究会の研究の一環で安田和司先生(大垣市立江並中学校)が公開授業をされるということで、行かないわけにはいきません。
公開授業のMQは「北海道開拓の歴史を次世代に伝えるために、どの資料を選ぶとよいだろう?」というもの。とても興奮しながら授業を拝見しました。「すべてのことは記憶できない。私たちは何をこそ記憶し、何を(あえて)記憶しないか」こうした歴史的重要性を生徒が探究するものでした。
岐阜の地でアイヌを扱うことの難しさはあると思うのですが、アイヌを学ぶ意義について共通認識が出来上がっており、生徒さんの学ぶ意味も確保していました。資料を通して揺さぶりつつ、教師の発問を通して揺さぶりつつ、生徒同士の議論で揺さぶりつつ、歴史の複雑性を生徒に描かせていました。生徒さんが歴史を説明する姿に詰まっていたところ(むしろこれが大切!)に理想的な生徒像があらわれていた気がします。
その後は、事後検討会にも参加させていただき、発言までさせていただきました。「北海道開拓をどのように価値判断すれば良い主権者なのか?」「MQで資料を選ばせる必然性はどこにあるか?」「仕方ないと認識することを岐中社がどう捉えるか」など(仲も良いこともあって自由に)質問。事後検討会も熱い雰囲気の中行われました。
とても素敵な出張になりました。安田和司先生ありがとうございました。また誘ってください。
2025/11/25
【研究】科研の調査で関東方面の高校へ
本日は、関東方面の高校へ調査。
大脇先生(宇都宮大学)と伺いました。
まずは授業観察。これがとっても面白かった。MQは「パリ不戦条約をどの程度肯定的に評価すべきか」。
生徒さんがどのような資料に飛びつきやすいかを予想して授業を展開。W先生は、それを逆手にとって授業を展開されていました。とても練り上げられた実践だったので、大学でも紹介したいと思います。
その後は、グループインタビュー。先生の語りから色々と考えさせられました。調査研究をどのように還元すべきかを考える良い機会にもなりました。こちらはまた学会発表したいと思います。
W先生を含め高校の先生方に感謝申し上げます。
(今週は週末にも関東へ。体がきついですが楽しいので頑張ります。)