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2025/08/31

【宣伝】全国社会科教育学会(10月12日-13日開催)

【宣伝】全国社会科教育学会(10月12日-13日開催)

今年度の全国社会科教育学会は、10月12日〜13日に熊本学園大学にて行われます。

 

今年度のテーマは「社会科教育は、主権者教育の充実を図るためにどうあるべきか」というものです。

 

https://www.k-gakkai.jp/jerass74kumamoto/common/pdf/guide_01.pdf

 

私はシンポジストを拝命しており、今から緊張しています。まだタイトルは明かせませんが、これまでの社会科授業のデザイン方法を問い直す必要性とその理由、リデザイン方法を提起したいと思います。

 

ご関心ある方はご参加ください。

2025/08/30

【研究会】第5回社会参加・社会参画学習研究会

【研究会】第5回社会参加・社会参画学習研究会

毎年夏に長瀬先生(同志社小学校)と「社会参加・社会参画学習研究会」を運営しています。

 

今回は、水山光春先生(京都教育大学名誉教授)、芳島昭一先生(国連UNHCR協会)を講演に招き、同志社大学寧静館で勉強しました。

 

長瀬先生と企画の中で考えたのは、自分ごとにしにくい社会問題へのengagement。

 

社会科では「世界はつながっている」ということから、自分ごとにさせようとするアプローチがあります。この気持ちはよく理解できるのですが、自分ごとにさせるための教材を選択すると、ときとして強者としての教材(例:あなたの身近にいる日本のユニクロで活躍する難民)しか選ばれなかったりします。生徒とのつながりが説明できない(日本で引きこもる難民)教材は排除される場合があります。

 

こうした自分ごと化しにくい教材の選択や教材への共感性などを考えながら講演を拝聴しました。

 

参加者の皆さんと議論ができたのも、水山先生の講演、芳島先生の講演のおかげです。ありがとうございました。また新潟や千葉など遠くからお越しいただきありがとうございました。

 

第6回は冬に開催します。またアナウンスします。

 

2025/08/29

【刊行】オーストラリアのキャリア教育の雑誌

【刊行】オーストラリアのキャリア教育の雑誌

 

先日のオーストラリア出張時に原稿を依頼いただきました。

 

その論考がAustralian Centre for Career Educationのejournalより出版されました。

 

タイトルは、以下。

 

International Exchange in Career Education - Comparative Study of Australia and Japan

 

ご関心ある方はこちらよりご笑覧ください。

 

2025/08/29

【大学授業】新潟大学集中講義(後半戦)

【大学授業】新潟大学集中講義(後半戦)

 

社会科・地理歴史科教育法Ⅰの後半戦のため新潟大学へ。

 

今回は、前半戦と後半戦の間の課題としていた、社会科教育の類型論に基づく授業案を発表していただきました。

 

私も教材研究の面で学ぶことができました。とりわけ、中国の一人っ子、二人っ子、三人っ子政策について、大航海時代の名付け方や香辛料貿易について、鎌倉幕府と江戸幕府の崩壊メカニズムについて、鎖国時代の仮定法的言説について勉強できました。良い機会になりました。

 

受講生の皆さん、ありがとうございました。写真は新潟大学内で撮影したひこうき雲です。

2025/08/26

【出張】シティズンシップ教育の科研

【出張】シティズンシップ教育の科研

科研(市民性教育改革の日本型モデルに関する実証的・実践的研究)用務ののため広島大学東京オフィスへ。

 

以下の本を通してインプットしつつ、科研の進め方を協議しました。

 

Hoskins, B., & Janmaat, J. G. (2019). Education, democracy and inequality―Political Engagement and Citizenship Education in Europe. Palgrave Macmillan UK.

 

シティズンシップ教育のアクセスの問題、格差の問題、比較研究の概念のずれ問題など色々と考えさせられました。

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