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2024/06/18

【授業】初等社会科教育でのTAさんの活躍

【授業】初等社会科教育でのTAさんの活躍

初等社会科教育(a)も2/3が終了。

 

ここまでで、①概念探求学習、②論争問題学習、③解釈型歴史学習、④社会参加学習を学びました。今日からは、その4つの理論に基づき小学校社会科授業を開発しています。

 

今日は、授業内でも開発をしました。写真は、TAの黒川さん(ゼミ院生)が的確なアドバイスをしているところです。今年度はTAさんのおかげで授業がより充実しています。

 

黒川さん、引き続きよろしくお願いします。(写真の掲載許可はもらっています)

 

2024/06/17

【講演】京都府中学校社会科教育実践研究会

【講演】京都府中学校社会科教育実践研究会

先日は、京都府中学校社会科教育実践研究会にて以下のテーマで講演をさせていただきました。

 

「多様な公民的資質を想定した社会科授業づくりの理論と方法ー小中接続のためのゲートキーピングという方法ー」

 

講演の前半では、3つの公民的資質について説明をさせてもらい、その3つを育成する授業のあり方(モデル図)をお話ししました。後半では、ゲートキーピング論やエイムトーク論に基づき小中連携の可能性をお話ししました。すごく難しいと思うのは、「連携」「学校組織」をキーワードにしすぎると、先生が持つ1人1人の社会科教師としての専門性(これは1人1人違うと思います)が大切にされなくなってしまうこと。この辺りもお話しできたらよかったと反省しています。

 

講演後、京都府の中学校の先生方、教育行政の方、大学の先生、企業の方など様々な先生とお話をでき、パワーをもらいました。実践研究会の皆さんありがとうございました。

2024/06/11

【授業】KYOKYOスタセミでのレポートの書き方

【授業】KYOKYOスタセミ

 

先日は、KYOKYOスタートアップセミナー

 

皆さんでレポートの書き方を勉強しました。私からも1つのモデルレポートをお示ししました。

 

内容ももちろんですが、書き方も大事です!1回生の皆さん、引き続き自分なりに良いレポートは何か探ってみてください。

 

 

2024/06/06

【ご恵送】田中崚斗先生(広島大学大学院)より

【ご恵送】田中崚斗先生より

広島大学大学院博士後期の田中崚斗さんより、以下の抜き刷りと手紙をご恵送いただきました。

 

田中崚斗(2024)「認識的不正義の是正をめざす授業」の理論的根拠ー米国における議論の展開を手がかりにー」日本教育方法学会『教育方法学研究』49巻、pp.13-23.

 

認識的不正義とは、平たく言えば「あいつが言っているから、正しいor間違っている」というような、「コミュニケーションをする前から、特定の者の主張が肯定的あるいは否定的に評価されること(p.14)」を指します。この対話型の学びが加速している今、重要な研究であると思います。このような不正義状態に目をつけた田中さんは本当にすごいと思います。

 

認識的不正義の是正教育史としてかなり勉強になりました。加えて、書き方の面でも勉強させてもらいました。これまでの複雑な研究史上の(明示的・非明示的)論争を、捻じ曲げることなく、複雑なまま描くのに読みやすいという、書き方のお手本にしたい論文だとも思いました。また色々と質問したいことが出てきたので、今度田中さんに直接してみようと思います。

 

田中さん、玉稿ありがとうございました。

 崚斗

 崚斗

2024/06/04

【授業】大学院ー武力行使は許されるのかー

【授業】大学院ー武力行使は許されるのかー

 

今期は、教科内容構成論ー社会科ーという大学院の授業を担当しています。

 

ここでは、社会科で「良い」とされる実践を分析し、社会科授業の類型化を行なっています。

 

今回は、M1の平岡さんの発表。池野先生らが開発した世界史の実践「武力行使は許されるか」を分析して発表してくれました。私も好きな実践です。

 

「なぜ社会形成科というのか?」「これは論争問題学習か?論争分析学習か?」「戦争容認教育か」など面白い話題がたくさんあがりました。

 

平岡さん、発表ありがとうございました。

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