京都教育大学
小栗優貴研究室

先日のオーストラリア出張時に原稿を依頼いただきました。

その論考がAustralian Centre for Career Educationのejournalより出版されました。

タイトルは、以下。

社会科・地理歴史科教育法Ⅰの後半戦のため新潟大学へ。

今回は、前半戦と後半戦の間の課題としていた、社会科教育の類型論に基づく授業案を発表していただきました。

私も教材研究の面で学ぶことができました。とりわけ、中国の一人っ子、二人っ子、三人っ子政策について、大航海時代の名付け方や香辛料貿易について、鎌倉幕府と江戸幕府の崩壊メカニズムについて、鎖国時代の仮定法的言説について勉強できました。良い機会になりました。

受講生の皆さん、ありがとうございました。写真は新潟大学内で撮影したひこうき雲です。

科研（市民性教育改革の日本型モデルに関する実証的・実践的研究）用務ののため広島大学東京オフィスへ。

以下の本を通してインプットしつつ、科研の進め方を協議しました。

Hoskins, B., & Janmaat, J. G. (2019). Education, democracy and inequality―Political Engagement and Citizenship Education in Europe. Palgrave Macmillan UK.

シティズンシップ教育のアクセスの問題、格差の問題、比較研究の概念のずれ問題など色々と考えさせられました。

本日は、オープンキャンパスでした。

私は、社会領域専攻のガイダンス・ミニ講義を担当しました。

ガイダンスでは、担任している２年生（中川さん、浜本さん、樋口さん）が学生生活について雄弁に語ってくれました。中川さん、浜本さん、樋口さんありがとう。

高校生の皆様、ご入学をお待ちしております。

今年度も、泊まり込みで新潟大学の集中講義へ。

相変わらず楽しい時間です。

毎年、部分的にですが新しいトピックを入れるようにしています。今年度は「資質・能力論」の位相を新たに扱いました。資質・能力は、どのように細分化され、その細分化されたものがどのように戦いあっているのか。また第二勢力的な資質・能力論はあるのか。に触れました。金・岡井・神田（2023）論文をもとにデザインしました。

新潟大学の学生さんに刺激をもらい帰路につくことができました。皆さん、また来週。