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2024/11/13

【授業】初等社会科教育dでの概念探求学習

【授業】初等社会科教育dでの概念探求学習

本日は、初等社会科教育(d)

 

今日からは複数の授業理論を学びます。今日は「M字大作戦(概念探求学習)」を中心に実施。

 

3年生の「はたらく人と私たち」とや5年生の「食糧生産と私たち」の実践をベースに森分先生の授業理論の社会科らしさを説明しました。

 

授業後、TAの小森さんと「概念探求学習をどう教えるか」で議論。「もっと違う教材(王将・メグミルクの工場立地論の教材)を使った方がいいのでは?」「探求と探究のちがいは説明しなくて良いか?」などいくつか指摘をいただきました。

 

小森さん、ありがとう!頑張って修正します。

2024/11/07

Library News 私のすすめる1冊

Library News 私のすすめる1冊

今月号の京都教育大学Library Newsに「私のすすめるこの一冊」を寄稿しました。

 

以下よりご覧いただけます。

 

社会科教育とは全く関係ないですが、私の悩みの解決策を示してくれた本です。

 

https://www.kyokyo-u.ac.jp/library/kuelibnews202411.pdf

2024/11/03

【授業】新潟大学での集中講義Part1

【授業】新潟大学での集中講義Part1

2日連続で新潟大学での集中講義です。

 

1日目のテーマは見方・考え方(Second Order Concept)。歴史学者や地理学者の見方・考え方の問いリストを提示し、それに沿って教材研究をしてもらいました。

 

2日目のテーマは、単元ベース。BluePrintの誕生の背景、全体構造、CQ・SQの関係などを「中国・四国地方」の事例をベースに説明し、BluePrintづくりを行なってもらいました。

 

Part2でお会いできることを楽しみにしています。

 

 

2024/10/31

【オンライン】岐阜県の中学校の先生方と

【オンライン】岐阜県の中学校の先生方と

10月最後は、岐阜県の先生方と社会科教育についてのゆるーいdiscussion会。

 

とくに村田先生が行ったフランス革命の実践について話しあいました。

 

とっても面白い実践でこのアイデアは、大学の中等の授業でも使用させてもらっています。

 

ディスカッションの中から生徒が歴史の語りを引き受けるための戦略。それを現場でやっていくことの難しさを勉強させていただきました。

 

今回は私の都合で少し短い会になってしまいましたので、またゆっくりお話しさせてください。

 

安田先生・村田先生ありがとうございました!

 

2024/10/31

【ゼミ】問いの支援ツールと教師の中立性

【ゼミ】問いの支援ツールと教師の中立性

本日はゼミ。

 

ハロウィンということで、ゼミ生の髙木さんがお菓子を作ってきてくれました。これがとっても美味。美味しくいただきゼミを始めました。

 

1人目の発表者は、南口さん。南口さんは、教師の問いづくりの支援ツールを開発中。今日のゼミでは、その前提となる①問題解決学習が育成したい子ども像と②その子ども像に基づいた授業構成との間に論理的飛躍があると指摘。この①と②の飛躍を埋めるための授業のあり方と問いのあり方を立論してくれました。次回は、この問いのあり方をベースに問いづくり支援ツールを具体的に発表してくれます。

 

2人目は、今井さん。教師も子どもも意見を開示できる空間とは何かをテーマに研究をし始めています。今日はそのテーマにかかわってどんな概念があるかをレビュー。そのレビューをもとに、政治的中立性の4種類、リスク回避の4つの方法、open classroom climate、revoicingなどの概念を事例とともに検討。引き続き関連概念を見ていきましょう。

 

今日もしっかりとした準備をしてくれました。おかげさまで楽しく、そして美味しいゼミでした。