ブログ
- 2025-12(2)
- 2025-11(13)
- 2025-10(14)
- 2025-09(9)
- 2025-08(10)
- 2025-07(12)
- 2025-06(11)
- 2025-05(12)
- 2025-04(9)
- 2025-03(10)
- 2025-02(10)
- 2025-01(13)
- 2024-12(9)
- 2024-11(12)
- 2024-10(14)
- 2024-09(9)
- 2024-08(12)
- 2024-07(11)
- 2024-06(12)
- 2024-05(12)
- 2024-04(12)
- 2024-03(11)
- 2024-02(14)
- 2024-01(12)
- 2023-12(2)
2025/11/15
【学会発表】日本社会科教育学会2025
今週末は水戸へ。
日本社会科教育学会2025に参加し、発表してきました。
今回は人生で初となる自身の勤務校の院生との発表。次のようなタイトルで発表してまいりました。
高校生が自身の「社会参加」の形成要因を認識する公民科単元の開発-ブロンフェンブレンナーの生態学的システム論を基盤にして-
少し複雑な理論と実践の発表でしたが、おおよそは伝わったようで安心しております。またいくつかご指摘もいただきましたので、修正していきたいと思います。
何よりここまで、院生が本当に頑張ってくれました。1年にわたるプロジェクトK、ここで一区切りですね(まだ論文化がありますが)。小森さん、神近さん、平岡さん、横田さん、黒川さん、川端さん本当にお疲れ様でした。引き続きよろしくね。
2025/11/14
【研究大会】附属桃山小学校2025
本日は、附属桃山小学校の研究大会。
社会科は、2本の公開授業(西原先生の「小5・わたしたちの工業生産」宮川先生の「小6・江戸幕府の政治」)がありました。
どちらもとてもよかった。
西原先生は、教材研究がとても丁寧。子どもたちの工業概念を壊していくような実践でとってもよかったです。月桂冠の機械化・月桂冠のアメリカ工場等を使いつつ、揺さぶりをしていました。子どもたちが驚きまくっていた授業でした。
宮川先生は、聞き合いと指名がとても丁寧。みんなで唐人屋敷で閉じ込めておくことは「仕方なかったのか」「おかしい」のかを丁寧に議論していました。今後、現代と繋げようとしていたところも大変興味深かったです。
私はついつい興奮してしまい、コメントでは結構言ってしまいました。。。。ただこの2本を連続公開したことで社会科のあり方を議論できる素晴らしい場になったと思います。西原先生、宮川先生ありがとうございました。
2025/11/13
【研究者招聘】ケルクターマンズ先生
本日は、ルーベンカトリック大学よりケルクターマンズ先生を迎え、科研(多様なキャリアの教師教育者のセルフスタディ、代表:粟谷好子)交流会を開催しました。
ケルクターマンズ先生は、日本では“Who I am in how I teach is the message: self-understanding, vulnerability and reflection”の論文で引用されることがあるかと思います。「同型性」「脆弱性」「物語性」など教師教育の概念や教師の専門性に関する概念を提起されています。
まずは、附属桃山中学校の研究大会に参加いただきました。黒田先生の地理「アフリカ」を見ていただきました。その後、事後検討会も見学いただきました。Lesson Study自体の見学は初めてのようで喜んでおられてよかったです。
その後、大学に戻り研究会。オンライン配信も検討しましたが、少し準備が間に合いませんでしたので、こじんまりした研究会をしました。本学からは徳永先生と院生さん数名が参加してくださいました。私が興味深かったのは2点。1点目は実習のトライアングル(小中高等学校の実習指導教員がたまに大学の指導教員を机上の空論を教える人と悪く言うが、学生は賢いので、大学の指導教員と学校の指導教員をうまく使い分けながら実習をしていると言う関係性)。2点目はこれまで学んできた“congruency”や“vulnerability”概念について私たちが誤解をしていたこと。概念というのは背景にある文脈を大切にする必要を学びました。
あと5時間くらいは一緒に話したかったです。ケルクターマンズ先生の明るい人柄と熱意でかなり勉強となる機会になりました。
Thank you, Geert Kelchtermans ! Have a nice trip!
2025/11/13
【研究者招聘】ルーベンカトリック大学より
ベルギーで「教師教育」「教師の専門性」を研究しておられる先生を招聘しました。
科研メンバー(粟谷先生、石川先生、守谷先生)でミーティング前のコーヒーブレイクをしております。
先日に行ったベルギー出張の際に会って交流できないかとアポをとったところ “This is a rather ironical coincidence, because I won’t be in Belgium because of a study visit to Japan!”と返信が。運命を感じましたので、日本で交流会を開催しました。
ビックなゲストを研究室におよびすることができ嬉しいです。詳細を次のブログにアップしたいと思います。
2025/11/13
【研究大会】附属桃山中学校にて
本日は、附属桃山中学校にて研究大会。
黒田翔平先生が「アフリカ州」を公開してくださいました。
授業は、パフォーマンス課題の発表会。パフォーマンス課題は以下。
「国連のアフリカ開発会議(TICAD)の若手コンサルタントとして2025年のTICAD会議で、日本政府がアフリカ支援の新戦略を発表することになりました。アフリカの一つの国を選んで、その国の持続可能な発展のための具体的な支援プログラムを企画・提案してください」
私は検討会の途中で、当該パフォーマンス課題をめぐる論点を提示。最近では、ファイナルコメンテーターとして喋るのをやめています。今年も楽しい研究大会でした。黒田先生、さすがの授業でございました。
黒田先生、正面写真がなく申し訳ございません。授業に集中しておりました。