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2025/11/13
【研究者招聘】ケルクターマンズ先生
本日は、ルーベンカトリック大学よりケルクターマンズ先生を迎え、科研(多様なキャリアの教師教育者のセルフスタディ、代表:粟谷好子)交流会を開催しました。
ケルクターマンズ先生は、日本では“Who I am in how I teach is the message: self-understanding, vulnerability and reflection”の論文で引用されることがあるかと思います。「同型性」「脆弱性」「物語性」など教師教育の概念や教師の専門性に関する概念を提起されています。
まずは、附属桃山中学校の研究大会に参加いただきました。黒田先生の地理「アフリカ」を見ていただきました。その後、事後検討会も見学いただきました。Lesson Study自体の見学は初めてのようで喜んでおられてよかったです。
その後、大学に戻り研究会。オンライン配信も検討しましたが、少し準備が間に合いませんでしたので、こじんまりした研究会をしました。本学からは徳永先生と院生さん数名が参加してくださいました。私が興味深かったのは2点。1点目は実習のトライアングル(小中高等学校の実習指導教員がたまに大学の指導教員を机上の空論を教える人と悪く言うが、学生は賢いので、大学の指導教員と学校の指導教員をうまく使い分けながら実習をしていると言う関係性)。2点目はこれまで学んできた“congruency”や“vulnerability”概念について私たちが誤解をしていたこと。概念というのは背景にある文脈を大切にする必要を学びました。
あと5時間くらいは一緒に話したかったです。ケルクターマンズ先生の明るい人柄と熱意でかなり勉強となる機会になりました。
Thank you, Geert Kelchtermans ! Have a nice trip!