京都教育大学
小栗優貴研究室

本日は、初等社会科教育(a)。

自身が担任している学生さんが受けている授業で気合いが入ります。

今日はみなさん、ハンバーガー理論に基づいてしっかりと学習してくれました。

引き続きがんばりましょう。

前回のブログの続きです。

学会の研究集会の前後を利用して吉田純太郎先生（宮城教育大学）と再会。

吉田先生は、博士時代の同じ研究室の後輩になりますが、仕事のできる方でいつも尊敬しております。

吉田先生とは、大学のこと、教育のこと、研究のこと、ずんだシェイクのことなどをお話しできました。特に自分のゼミ生が行なっている研究（教科横断や複数免許の研究、政治的中立性の研究）にいろんな示唆をいただくことができ感謝しております。研究アイデアという思わぬ高級お土産をゲットして帰路に着くことができました。

吉田先生、刺激的な時間をありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いしますね。

今回の旅では、いろんな交通系のトラブルに見舞われましたが、良い出張になりました。

日本シティズンシップ教育学会の研究集会と理事会の事務局業務のため仙台へ。

人生で初めての東北です。（全国制覇まであと７県。高知...栃木...東北５県のはず）

研究集会では、学校教育ではないところで行われるシティズンシップ教育の話も聞くことができ勉強になりました。

ありがとうございました。

山下大喜（山口大学）先生より２冊も御著書を送っていただきました。

1.前川修一・梨子田喬・皆川雅樹（2025）『歴史教育「シン」入門』清水書院.

2.Jie Zhang & Natalie Sarrazin.（2025). Asian Perspective on Education Inclusivity and Diversity, Wilmington: Vernon Press.

多様な視点をお持ちでいつも感服するばかりです。まずは日本語の方から読んでみます。山下先生ありがとうございました。

児玉祥一先生（京都橘大学／京都教育大学大学院連合教職実践研究科）より、以下をご恵送賜りました。

児玉祥一・赤間幸人・荒井雅子・美那川雄一（2025）『逆向き設計を活用した「歴史総合」概念型カリキュラムの開発』基盤研究C研究成果報告書.

個人的にはp.5の「単元の概念構成図」についてが興味深いものでした。これらは９つの要素で構成されています。その中の中心概念（例：世界の一体化）、関連概念（例：銀本位制、輸入代替化、中継貿易、管理貿易）をいかに設定するか。いろいろな設定の仕方があるなかで、現在の日本の「歴史総合」で活用できそうなものを設定されております。ゆえに、どれも学校現場に直接的に還元できそうなものです。

今後、実習等で「歴史総合」を担当する人にも勧めてみます。児玉先生ありがとうございました。