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2025/12/11

【ご恵送】植原督詞先生(お茶の水女子大学)より

【ご恵送】植原督詞先生(お茶の水女子大学)より

 

植原督詞先生にご恵送いただきました。

 

植原先生は、以下の執筆をされております。

 

植原督詞(2025)「諸外国の人々の歴史への意味づけを分析し、主観的で動的な「解釈」としての歴史を捉える」星瑞希・渡部竜也編著『現代につなぐ歴史授業デザイン』明治図書、pp.154-161.

 

植原先生の提案の授業のMQは「鄭和は、何族の英雄か?」現代かつ各国の人々が抱く歴史の意味づけを分析することで、歴史と現代を結ぶ授業の提案をされています。植原先生のミュンヘンアナロジーの授業もそうですが、現代の人の歴史への意味づけを扱うのは、様々な方面でのレリバンスを高められそうです。

 

他の論考はまだ斜め読みしかできていませんが、現代と過去を繋げるのも様々なパターンがありそうです。また過去と現在を短絡的に結びつける危険性を暗示する論考もあり、興味深いと思いました。また時間をとってしっかりと勉強させていただきます。

 

植原先生、ありがとうございました。