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2025/04/22
【刊行】初任-熟達大学教員の協働的メンタリング研究

以下の本が出版されました。
小栗優貴「学生のニーズに基づく研究の評価」守谷富士彦・中村哲『初任大学教員と熟達大学教員の協働的メンタリング研究-教員養成カリキュラムの社会科授業科目を事例に-』銀河書籍、pp.109-114.
本書は、守谷先生(前:桃山学院教育大学、現:四天王寺大学)が中村先生と行ったメンタリングの記録本です。具体的には、守谷先生と中村先生の間でどのような対話をし、どのように大学の社会科教育カリキュラムが変わっていったのかを見ることができます。 データとして読む面白さと、教師教育者の成長物語として読む面白さと、教師教育者教育の介入研究として読む面白さなど1粒で3度美味しい本になっています。
私は守谷先生のカリキュラムを学生のニーズの内側と外側から分析しました。担当章の冒頭では、学生の刹那主義的ニーズが社会的に構築されていることに触れました。またそうした学生の内側にある刹那主義的ニーズを保障しつつも、ニーズの外側も約束していくという視点から守谷先生のカリキュラムの意義について言及しました。
守谷先生、中村先生この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。ご関心ある方は、アマゾンサイトからお買い求めください。