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2024/12/12
【出前授業】東大津高校での主権者教育

本日は、東大津高等学校からの依頼で、高校1年生約320名を対象に主権者教育を実施。
1時間目は「声をどのように届けるか?」、2時間目は「声をどのように聞くか?」というテーマで行いました。
1時間目では、4つの社会運動(ボランティア、SNSでの発信、デモ、座り込み)の動画を見てもらい、それぞれの社会運動がどのような点で成功したと言えるのかを分析。社会運動の比較から「ボランティアは目の前の問題は解決しやすいけど、しくみの暴力の解消にはつながりにくい。デモ等の強い系の運動は、目の前の問題は解決しにくいけど、ゆっくりとしくみから変えてくれるかも」というコメントが印象的でした。
2時間目は、いくつかの社会運動をみてもらい、「なぜ彼らは選挙やボランティアではなく、迷惑な方法で社会に訴えているのか?」を分析してもらいました。他者の主張の内容と方法を評価する時のスタンスをつくりました。こちらの方が理解しやすく、関心をもてたという感想が個人的に興味深かったです。
体育館で授業をやるのが初めてで良い経験になりました。またこうした外部講師だからこそできること(選挙ではない社会運動の意義の伝えやすさ)があることを発見させてもらいました。
高校生のみなさん、依頼してくださった松本先生、そして授業を共同実施してくれた院生の黒川さん、小森さんありがとうございました。