ブログ
- 2025-04(9)
- 2025-03(10)
- 2025-02(10)
- 2025-01(13)
- 2024-12(9)
- 2024-11(12)
- 2024-10(14)
- 2024-09(9)
- 2024-08(12)
- 2024-07(11)
- 2024-06(12)
- 2024-05(12)
- 2024-04(12)
- 2024-03(11)
- 2024-02(14)
- 2024-01(12)
- 2023-12(2)
2024/11/19
【大学院ゼミ】歴史教育でこそのデジシティ

本日は、中村ゼミ(歴史学)との合同自主ゼミ。
黒川さんが修了論文のテーマにしている歴史教育×デジタルシティズンシップを発表いただきました。
京都へ会議に来てくださった田中崚斗先生(広島大学大学院/日本学術振興会特別研究員DC2)にも参戦いただきました。
論点は、歴史教育だからこそ育成できるデジタル・シティズンシップがあるのか否かへ。ワインバーグが開発したCivic Online Reasoningを事例に考えました。比較研究(ここでは外在化・相対化の意)をすると、そのカリキュラムや教材集にどんな魅力があるかが大切になります。一方でもっと重要なのは、カリキュラムや教材集を作った本人が語る魅力よりもさらに魅力的に説明すること。近年、文脈軽視のカリキュラム・教材集研究が論敵になりつつありますが、文脈軽視だからこそ伝えられる魅力もあるのではと思っています。
話がそれましたが、黒川さんの発表がかなり構造的で今までで発表してくださった中で一番良かったです。今後CORの魅力を検討するか。異なる事例を見つけるか。よく検討してみてください。中村先生や中村ゼミの方々、また田中先生のコメントによって内容的にも気持ち的にも充実したゼミになりました。